EX447

提供終了 - Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Advanced Automation: Ansible Best Practices -

概要

試験の説明

Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Advanced Automation: Ansible Best Practices - (EX447) は、Red Hat® Ansible® Engine と Red Hat Ansible Tower を使用して複数のシステムを管理する知識とスキルについての実技試験です。

この試験に合格すると、Red Hat 認定アーキテクト (RHCA) を取得する際の前提条件にもなる Red Hat 認定スペシャリスト - Advanced Automation: Ansible Best Practices - を取得できます。

この試験に設定された内容は、利用できる最新の Red Hat 製品バージョンに基づいています。[Get started] をクリックして、購入できる試験の利用可能なすべてのバージョンをご確認ください。

試験の対象者

Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Advanced Automation: Ansible Best Practices - は、Ansible のベストプラクティス、より大規模で複雑なプロジェクトへの Ansible の適用、および Ansible Tower の使用についての幅広い知識と理解を実証したいと考えている人や、次に述べるような業務の担当者を対象にしています。

  • 経験豊富な Linux システム管理者
  • DevOps エンジニア
  • クラウド管理者
  • その他の IT プロフェッショナル

受験の前提条件

  • Advanced Automation - Ansible Best Practices (DO447) を受講するか、Red Hat Enterprise Linux®、Ansible、および Ansible Tower で同等の実務経験を有する
  • Red Hat システム管理 III - Linux Automation (RH294) を受講するか、Red Hat Enterprise Linux および Ansible で同等の実務経験を有する
  • コースの目的を確認しておくこと

試験の内容

試験の学習ポイント

以下のグループ化されたタスクを 1 人で実行する能力が求められます。

  • Git の理解と使用
    • Git リポジトリのコピー
    • Git リポジトリファイルの更新、修正、作成
    • Git リポジトリへの修正ファイルの再追加
  • インベントリー変数の管理
    • ホストまたはグループごとに複数のファイルを使用した、ホスト変数とグループ変数の構造化
    • 特殊な変数により、Ansible が特定のホストに対して使用するホスト、ポート、あるいはリモートユーザーを上書き
    • いくつかのマネージドホスト用に複数のホスト変数ファイルを含むディレクトリを設定
    • インベントリーファイルで使用されている名前を別の名前または IP アドレスで上書き
  • タスク実行の管理
    • 特権の実行制御
    • 選択したタスクを実行
  • フィルタとプラグインを使用したデータ変換
    • ルックアッププラグインを使って外部ソースからのデータを変数に追加
    • ルックアップおよびクエリ機能を使用して、外部ソースからプレイブックおよびデプロイされたテンプレートファイルにデータをテンプレート化
    • ルックアッププラグインとフィルタを使った、単純なリスト以外の構造を使用してループを実装
    • フィルタを使用してネットワーク情報を含む変数を検査、検証、および操作
  • タスクを委任
    • 別のホスト上のマネージドホストに対してタスクを実行し、そのタスクが収集したファクトがマネージドホストまたは他のホストに委任されるかどうかをコントロール
  • Ansible Tower のインストール
    • 設定後に Ansible Tower の基本設定を実施
  • Ansible Tower のアクセス管理
    • Ansible Tower ユーザーおよびチームの作成と、互いの関連付け
  • インベントリおよび資格情報の管理
    • 高度なインベントリーの管理
    • ID 管理サーバーまたはデータベースサーバーから動的インベントリを作成
    • インベントリホストにアクセスするためのマシン認証情報を作成
    • ソース管理資格情報を作成
  • プロジェクトの管理
    • ジョブテンプレートの作成
  • ジョブワークフローの管理
    • ジョブワークフローテンプレートの作成
  • Ansible Tower API との連携
    • ジョブを起動するための API スクリプトレットを作成
  • Ansible Tower のバックアップ
    • Ansible Tower のインスタンスのバックアップ

Red Hat のすべての実技試験と同様に、再起動後も自動で設定が維持されるようにする必要があります。

知っておくべきこと

準備

Red Hat では、試験対策として Advanced Automation: Ansible Best Practices (DO447) を受講することを推奨します。

このコースへの参加は必須ではなく、試験のみを受けることもできます。

Red Hat のトレーニングコースに参加することは、試験対策として重要ですが、試験の合格を保証するものではありません。それまでの経験、訓練、適性なども試験に合格するための重要な要素となります。

Red Hat 製品のシステム管理に関するさまざまな書籍や情報が提供されています。Red Hat では、そのような資料のいずれも試験対策ガイドとして公認していません。とはいえ、そのような追加情報は理解を深めるのに役立つことがあります。

試験の形式

これは実践的な実技試験で、実際のタスクを行う必要があります。1 つ、あるいはそれ以上の仮想システムを与えられ、業務で実行するタスクと同様のタスクを実行することが要求されます。試験中、受験者はインターネットにアクセスすることはできず、資料や電子文書を持ち込むことも許可されません。持ち込みが禁止されている資料には、ノートや書籍、その他の資料が含まれます。大半の試験では、製品に付属のドキュメントを試験中に使用できます。

試験結果と通知方法

試験の正式な結果は、Red Hat Certification Central から送付されます。試験官やトレーニングパートナーが受験生に直接結果を報告することは認められていません。通常、試験結果は米国の 3 営業日以内に送付されます。

試験結果には合計得点のみ記載され、個々の項目ごとの成績は通知されません。また、それに関するお問い合わせには回答しかねますので、あらかじめご了承ください。